Data Fabric Blog

ROBONのVeleta(ベレタ)、これってなに??

作成者: Data Fabric担当のT|Apr 21, 2025 9:55:13 AM

みなさん、こんにちは。

株式会社ROBONの中の人、DataFabric担当のTです。

 

今回のメルマガのタイトルにあるように、ROBONがDataFabricファミリーの第2弾としてリリースいたしました、Veleta(ベレタ)について今回は簡単にご紹介したいと思います。

 

Veletaというのはスペイン語で「風見鶏」の意味です。

Veletaのコンセプトはこうです。(ここからが本題!)

 

皆さんがお持ちのシステムには、多くのデータが蓄積されていますが、

・長年利用している中での仕様の変更や追加

・ドキュメントの陳腐化

・開発担当は既にいない

などの理由で、その中身がブラックボックス化しているレガシーシステムも多いでしょう。

 

もともとROBONはメタデータ管理SaaS「💧Mashu」で、これらのレガシーシステムに対して、「全社データの索引を作る」というコンセプトでサービス提供しています。

 

しかし、Mashuで全社データの索引(=データカタログ)を作ったとしても、バラバラに存在するデータをどう連携するのかで悩み、壁にぶつかっている方も少なくはないでしょう。

 

そんなお悩み解消のためのROBONの解はこれです。

 

「だったら、データのありかがバラバラのままで連携すれば良いのでは?」

 

そりゃそうなのですが、もう少し踏み込んでご説明すると

 

既存のシステムを変更することなく、直接データベースにアクセス出来るWeb APIサーバーをVeletaで提供します

 

つまり、データがバラバラでも連携するためのWeb APIをVeletaで作るのです。

 

もう少し説明すると、

ソースコードを自動生成して、動作可能なDockerコンテナをビルドする

・ソースコードとコンテナイメージをそれぞれダウンロード出来る

・ソースコードはGo言語のソースコードを自動生成する(ノーコード / ローコードではない、プロコード)

API仕様書を自動生成し(YAMLファイル)、HTMLも生成する

Mashuのメタデータを利用し、アプリケーションの構成情報を自動生成する

 

などと、いろいろやってくれるのです。

 

いわゆる「技術的負債」によって増大した運用保守コストがDX推進・データ活用の阻害要因になっていることは間違いないですが、

こうしたレガシーシステムを変更せず、そのままにシステム間連携するという点がこのVeletaの特徴です。

 

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