こんにちは。
「結局のところ、バラバラなデータはどうすれば良いのか?」
みなさんこんにちは。
株式会社ROBONの中の人、DataFabric担当のTです。
みなさんに我々ROBONの製品がどう役立つのか、まさに寝ても覚めても考えている毎日ですが、なかなかうまい表現が無いですね。
「ひとことで言うと」の難しさを常に感じています。
みなさんがお困りの様々な課題に対する打ち手として、我々の製品がどのように役に立てるのか、その視点で今日はお話をしたいと思います。
「バラバラな場所に散在するデータ、どうします?」
これを解決することが、DX推進・データ活用には重要だと私は考えています。
長年溜め続けたデータ、これは貴重な財産ですよね。そしてこれらのデータを活用しろ、と言われるのも理解できますし、出来ることならそれをやりたいとも思ってるでしょう。
しかしながら。
長い間色々なデータベースに蓄積されているデータ、古いものほどデータの中身がどうなっているか、説明できなくなっているでしょう。
機能追加やバージョンアップ、ハードウェアの更新や部分的な統合など、様々に手を入れられたデータベースを説明するものはもはや存在しません。もはやブラックボックスと言っていいでしょう。
構築当初の定義書はキングジムファイルに保存されているでしょうが、そんな古文書は役に立ちません。
こんな状況で、データ活用しろと言われたら、腹をくくって人海戦術でデータをいちいちデータベースごとに中身をチェックしていきますか?膨大なコストと、もう二度とやりたくないという後悔しか残らないでしょう。
これを解決するための、我々ROBONからの提案は
実データではなく、メタデータ を活用して全社のデータの索引を作ることで、だれでも『欲しいデータを』『欲しい時に』『欲しい場所で』見つけることができます。
これです。
具体的にはMashuはSaaSですから、ブラウザからお持ちのデータベースへ接続設定すれば、あとはデータベース上のデータからメタデータを自動生成してMashuのお客様テナントに展開します。
吸い上げられたメタデータ群には様々な属性、データソースがあるでしょう。Mashuはそれらのメタデータにある種のラベルを付与することができます。これを当社は「タグ」と呼ぶ機能として実装しております。
これにより、吸い上げたメタデータはただの羅列ではなく、より意味のある、便利な道具として活用することが出来る武器となるでしょう。
まとめます。
企業内におけるバラバラに散在しているデータは、その物理的バラバラのままでも、Mashuを使ってどこにどんなデータがあるのかを把握することができます。
非常に便利なツールですが、ちょっと物足りない感じもします。いわゆる世間で言うところのデータカタログ製品に近いのがこのMashuですが、データ活用と言うならば、データの全貌を把握したらデータ間の連携を考えるのが一般的かなと思います。
データの把握をしたので、散在しているデータを評価しつつ、データ統合しよう!と誰もが考えると思います。ですが、結構大変で失敗しているケースもよく伺います。
物理的なデータ統合はもう、最初から考えずに、データが分散配置されたまま活用する方法はないでしょうか。そちらのほうが現実的ですし、いわゆる「データのサイロ化」を維持したまま活用できれば現実的、と考える方も多いのではないでしょうか。
Mashuは我々ROBONが提唱するData Fabric構想のいち製品です。実はこのデータが分散配置したままデータ活用できる道具を絶賛開発中でして、まもなくお披露目が出来る見込みです。
秋にはもっと詳しい内容でご紹介出来る予定です。これこそがデータ活用にご苦労されているみなさんへの福音となり、必ずやお役に立てるだろうと今からワクワクしています。
いずれにせよ、データ活用の第一歩であるMashuを十分に活用することは間違いないですから、是非Mashuをお試しいただきその利便性やコンセプトをご理解、腹落ちしてもらえれば幸いです。
まだまだROBONの皆さんへのご提案は続きます。どんな些細なことでも構いませんし、お打合せをご依頼いただいたお客様へは上記新製品のお話も、オンラインでちょこっとご紹介したいかなと思っております。
引き続きROBON及びMashuをどうぞよろしくお願いいたします。また次回配信をお楽しみに!!