みなさんこんにちは。
株式会社ROBONの中の人、DataFabric担当のTです。
このブログを読んでいる方々はおそらく、DXやデータ利活用についての課題をお持ちだと思っています。
2018年に経産省がDX推進システムガイドラインを示し、『2025年の崖』という言葉もこの年に出てきました。
もちろん、時代の要請に応じてITベンダーは様々な製品やソリューションを提供してきました。皆さんが蓄積してきたデータは、今や「財産」と言っても過言ではありません。
今騒がれているDXも、とどのつまり、この財産を活用しましょうということになります。(もちろんDXはこれだけでは無いですが…)
では具体的にどうするのか、ここがポイントです。
一般的に、データは一か所に集約されている場合は少ないです。これはデータを蓄積することを想像してみるとわかるのですが、
・部署ごと、拠点ごとにそれぞれデータベースを保持している
・昔はデータベースの性能に制約があってあまり多くのデータを記録できなかった
・IT部門に報告せずに、独自にデータベースを立てたものが、今なお残っている
などを理由に、実に多くの場所に様々なデータベース(場合によってはデータレイク、データウェアハウスもあるかも)が存在しているのです。
ですから、DX推進施策を進める際には上記を意識しながら、それぞれのデータベースに収録されているデータが何なのか、調査と準備を進めるべきです。
さて、題名にもある順番のお話。ココカラ非常に重要(本当に重要!)なのでご注意を。
DXやデータ活用の話題になると、
多くの方がまず「どのBIツールを使うか」を考え、
「そのBIツールを最大限に活用するためにはどんなDWHが必要か」を検討されます。
確かに、最近のDWHやBIツールは非常に高性能で、その機能について詳細に調査し、慎重に導入を決定されていることでしょう。
しかし、これらに注力するあまり、実際にどのようなデータをどれだけ活用するかについては、見過ごされがちです。
データ活用を真剣に考えるのであれば、
どの道具を使うかよりも、材料となるデータを把握し切る。
これが一番大事です。
せっかく苦労してデータベースを構築して、かつ長い時間掛けてデータを蓄積したのに、それを完全活用しないのは本当にもったいない。
だから、ちゃんとどんなデータをどこに、どのように保持しているかを把握することは大切なのです。
実データを「調査」と称して人海戦術でチェックするのは確実なのですが、コストもかさむし、常に最新の状態をほぼリアルタイムで把握することは不可能です。
そんな状態に対する有効な打ち手が弊社の💧Mashuです。
Mashuはデータそのものではなくメタデータを利用して「どこに」「どんなデータが」「どのように蓄積されているか」を把握し、タグ付けして整理できるSaaSです。
従量課金制でコストも安心、メタデータを使うため機密データ漏洩の心配もありません。
高価で高機能なツールを苦労して展開したにも関わらず、このデータの把握がイマイチだった為にデータの利活用が進まない、という話はいまだに多く耳にします。
全社データの利活用が進まないのはBIツールやDWHが原因なのではなく、そこへ投入するデータが原因なのです。
ですからまず、データの把握、順番が大事だということをここで強調しておきます。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
あとは私達が皆さんに資料をお見せしながら、実際に動いているMashuをご覧いただき説明すれば、このツールがどれだけ皆様のお役に立てるかをアピールできると自負しております。
少しでも気になることがあれば是非、些細なことでも結構ですのでご連絡ください。