kintoneアプリからVeleta Webアプリへのリンクを作成して活用する方法を紹介します。
kintoneアプリからVeleta Webアプリへのリンクを作成して活用する方法をこの記事では紹介します。
kintoneのレコードと紐づくデータをVeleta Webアプリで閲覧する
kintoneアプリとシステムのデータベースをそれぞれ運用している場合、kintoneのデータとシステムのデータを紐づけるリンクを作ることで、kintoneのアプリから簡単にシステムのデータを閲覧することができます。
例)kintoneに問合せ管理アプリ、システムに顧客データがある場合
kintoneの問合せ管理アプリの顧客IDフィールドをつかって、アプリのフォームにリンクを追加することでVeleta Webアプリで顧客情報が簡単に確認できるようになります。
- 文字列(1行)フィールドをフォームに追加する
- 「自動計算する」をチェックして、
"http://localhost:3000/customer/" & customerId
のような Veleta WebアプリのURLとフォームの顧客IDを組み合わせた計算式を設定します。 - 計算式を設定したらフィールド名などを変更してアプリを更新してください。
- アプリ更新後、問合せ管理アプリにデータを登録すると、Veleta Webアプリへのリンクが表示できます。これで問合せ管理アプリから顧客のデータを閲覧できるようになりました。
顧客IDのようなフィールドがないアプリの場合は、顧客名などのフィールドをつかってVeleta Webアプリでデータを検索して表示できます。
- 自動計算フィールドに、
"http://localhost:3000/customer?name=" & name
のような Veleta WebアプリのURLとフォームの顧客名を組み合わせた計算式を設定します。 - 計算式を設定したらアプリを更新してください。
- これで問合せ管理アプリから顧客のデータを検索して閲覧できるようになりました。
計算式に入力するVeleta WebアプリのURLやフォームの顧客IDは、お客様のkintoneアプリのフォームの設定に合わせて変更してください。
kintoneの仕様上、日本語を含むリンクが正しく表示されないことがあります。その場合、URLエンコードプラグインなど日本語を含むリンクを正しく表示できるようカスタマイズしてください。
kintoneのレコードをVeleta WebアプリでDBに登録する
Veleta Webアプリではデータの閲覧だけでなくデータの登録もできます。
自動計算フィールドに、"http://localhost:3000/customer/new?" & "customerId=" & customerId & "&name=" & name & "&photo=" & phone
のような Veleta Webアプリのデータ登録用URLとフォームのフィールドを組み合わせた計算式を設定することで、kintoneアプリからシステムへのデータ登録を簡単に実行できます。
Veleta WebアプリではURLのクエリ文字列に値を設定すると、入力フォームや検索フォームの初期値として表示できます。
http://[Veleta Web アプリのホスト]/[リソース名]?[プロパティ1]=[プロパティ1の初期値]&[プロパティ2]=[プロパティ2の初期値]
例) http://localhost:3000/customer?name=SAMPLE&prefecture=13