Amazon RedshiftからMashuにメタデータを取込む方法を説明します。
Amazon RedshiftからMashuにメタデータを取込むには、Mashuサーバーが必要です。
MashuサーバーからAmazon Redshiftに接続する場合には、ユーザー設定のMashuサーバー設定のエンドポイントを設定する必要があります。
Amazon Redshiftに対するメタデータソースを作成するためには、メタデータソースを作成する際にタイプとして AmazonRedshiftを選択する必要があります。
Amazon Redshiftとの連携には、Amazon Redshiftへの接続情報が必要です。
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Host
: MashuサーバーからAmazon Redshiftサーバーへ接続する際に使用する、Amazon Redshiftサーバーのホスト名を指定します。 Port
: Redshiftサーバーのポート番号を指定します。ポート番号を指定しない場合Redshiftのデフォルトポート番号5439
が使用されます。-
DBName
: 接続対象となるAmazon Redshiftデータベースの名前を指定します。 -
User
: Amazon Redshiftへの接続に使用するユーザー名を指定します。 -
Password
: 上記User
に対応するパスワードを指定します。
必要なデータベース権限:
指定するUser
には、以下の権限が付与されている必要があります。
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スキーマの使用権限: 対象スキーマに対する
USAGE
権限が必要です。GRANT USAGE ON SCHEMA <スキーマ名> TO <ユーザー名>;
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既存テーブルへの参照権限: 対象スキーマ内のすべての既存テーブルに対する
SELECT
権限が必要です。GRANT SELECT ON ALL TABLES IN SCHEMA <スキーマ名> TO <ユーザー名>;
将来作成されるテーブルへの権限設定について:
上記 GRANT SELECT ON ALL TABLES
コマンドは、実行時点でスキーマ内に存在するテーブルに対してのみSELECT
権限を付与します。そのため、このコマンド実行後に新しく作成されたテーブルには、自動的にSELECT
権限が付与されません。
将来作成されるテーブルにも自動的にSELECT
権限を付与するためには、以下のコマンドを実行して、対象スキーマにおけるデフォルト権限を設定してください。
ALTER DEFAULT PRIVILEGES IN SCHEMA <スキーマ名> GRANT SELECT ON TABLES TO <ユーザー名>;
これにより、<ユーザー名>
は、<スキーマ名>
内で今後作成される新しいテーブルに対しても、自動的にSELECT
権限を持つようになります。
「保存する」ボタンを押して、Redshiftとの接続に成功するとスキーマ一覧が表示されます。
メタデータ同期したいテーブルが含まれるスキーマを指定してください。メタデータを同期するには、メタデータソース画面のメタデータタブで「メタデータ同期」ボタンを押します。