Olacle Cloud Infrastructure の Data CatalogからMashuにメタデータを取込む方法を説明します。
Olacle Cloud Infrastructure の Data Catalog に対するメタデータソースを作成するためには、メタデータソースを作成する際にタイプとして OCICatalogを選択する必要があります。
OCIのData Catalogとの連携には、OCIの認証情報が必要です。Mashuでは、OCIのAPIキーを認証情報として使用しています。この認証には、テナンシーのOCID、APIキーを所有しているユーザーのOCID、リージョン名、APIキーのフィンガープリント、APIキーの秘密鍵、接続したいデータカタログが存在するコンパートメントのOCID、接続したいデータカタログ名が必要です。
OCIのAPIキーの作成方法については、OCIの管理者の方とご相談ください。ここではデータカタログへの読み取り権限を付与したユーザーのAPIキーを作成する方法を説明します。
- 管理者ユーザーでログインしデータカタログ読み取り用ユーザーを作成する
- グループを作成しデータカタログ読み取り用ユーザーをグループに追加する
- 2で作成したグループにデーカタログへの読み取り権限を付与するポリシーを作成する
allow group id <groupOCID> to read data-catalog-family in compartment id <compartmentOCID>
groupOCID: 2で作成したグループのOCID
compartmentOCID: 対象データカタログが存在するコンパートメントのOCID - データカタログ読み取り用ユーザー作成に使用したメールアドレスにOCIから届いたメールに従ってユーザーを有効化する
- データカタログ読み取り用ユーザーでログインする
- データカタログ読み取り用ユーザーのAPIキーを作成する
次にMashuの接続設定パラメータをOCIから取得する方法を説明します。
1. 使用したいAPIキーの構成ファイルの表示ボタンを押下するとTenancy,User,Region,FingerPrintが表示されるので各パラメータをMashuに入力してください
2. APIキーを作成した際にダウンロードした秘密鍵をPrivateKeyに貼り付けてください。-----BEGIN PRIVATE KEY-----
から-----END PRIVATE KEY-----
までの部分を貼り付けてください。
3. CompartmentIdにはデータカタログが存在しているコンパートメントのOCIDを入力してください。
4. CatalogNameには接続したいデータカタログのカタログ名を入力してください。
最後にスキーマ選択について説明します。OCIデータカタログでメタデータを取得するためには1つ以上のスキーマを選択する必要があります。MashuのスキーマはOCIデーカタログのデータアセットと対応しています。