メタデータをAI検索する
メタデータをAI検索する方法を解説します。
AI検索は、これまでのキーワード検索と異なり、単なるキーワードの一致だけでなく、言葉の「意味」や「文脈」をAIが理解して検索する機能です。 正確なテーブル名やカラム名が分からない場合でも、「どのようなデータが欲しいか」や「業務的な目的」を自然な文章で入力することで、目的のデータを探し出すことができます。
AI検索の仕様と絞り込み機能について
AI検索では、以下の検索クエリ、プロジェクト、データソースの3つの要素を指定して検索対象のメタデータを絞り込めます。
1. 検索クエリ
自然言語(話し言葉)や具体的な名称を入力して検索します。
検索対象
- メタデータ:名前、エイリアス、説明、タイプ(テーブル・ビューなど)
- カラム:名前、エイリアス、説明、データ型、ラベル(必須・任意・複数)、キー種別(プライマリーキー)
- 注意: タグは検索対象外です。
- エイリアス・説明を充実させると検索精度が上昇します。
AI検索の特徴
- 意味合いでの検索(セマンティック検索)
具体的な名前がわからなくても、業務的な意味や文脈で検索できます。- 例:「営業計画実績対比表を作成するために必要なテーブル」
期待されるヒット:「販売計画」テーブル、「売上実績」テーブル など
解説:「営業計画」と「販売計画」のような言葉の揺らぎを自動的に吸収します。また、「対比表を作りたい」という文脈をAIが理解し、その構成要素として必要になりそうなデータ(計画や実績)を提案します。
- 例:「営業計画実績対比表を作成するために必要なテーブル」
- 日本語で英語のデータを検索
物理名(英語)しか定義されていない場合でも、日本語のキーワードで検索可能です。- 例: 「商品の在庫数」
結果: inventory や stock_count カラムを持つデータがヒットします。
- 例: 「商品の在庫数」
2. プロジェクト
絞り込みボタンからプロジェクト一覧を表示し、検索対象としたいプロジェクトを選択します。
3. データソース
絞り込みボタンから、対象プロジェクト内のデータソース一覧を表示し、特定のデータソースを選択します。